幸せなセミリタイア目指すブログ

2021年にセミリタイアしました。セミリタイア後の生活を不定期でのんびり書いていきます。

冬のガスなし風呂対策を考えて実践してみた【低コスト生活】


どうも。ひばかりです。



最近急に寒くなり、1週間のうちに夏から冬になったように感じたレベルだ。

ここで寒くなってくると問題なのが
風呂事情である。

私はガスを契約していないので当たり前だがお湯が出ない。
夏はいわゆる「水シャワー」でなんとかなるのだが寒くなってくるとこれが辛くなってくる。
気持ちでは頑張りたいのだが体が悲鳴をあげてくる。


さすがにこのままでは冬を越えられそうにないので対策を考えてみた。
結論を言うと熱湯を作り、水と混ぜて適温のお湯を作ることにした。


ここで問題になってくるのが

①お湯(40℃くらい)の必要量
②お湯の容器
③熱湯(90℃くらい)の必要量
④熱湯の作り方

である。


まず①お湯の必要量についてだが
手桶で計算することにした。
手桶一杯が1.3リットルであり
20杯あれば頭から足の先まで十分洗い流すことができた。
(冷たい水の状態で実験したが水シャワーの比にならないくらい辛いのでおすすめはしない、
ちなみに私の髪の長さはいわゆる一般男性の髪の長さである)

ということで1.3リットル×20杯=26リットルがお湯の必要量だとわかった。



続いて②お湯の容器だが
26リットルのお湯が入るので余裕を持って30リットル以上の容器を用意したい。

ホームセンターを見たところコンテナや糠漬け用の容器等、色々とあった。
しかし、ふと家の中を見回してみるとちょうどよく使えそうなものがあった。
これである。
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洋服とかを入れる衣装ケースと呼ばれるものである。
これならば余裕で30リットル以上入るだろう。



続いて③熱湯の必要量だが
これは計算で求めることができる。

熱湯の温度を90℃、
真冬と想定して水の温度を10℃として計算する。
これで40℃程度のお湯を26リットル以上作るものとする。

参考になったサイトのリンクを張っておく
違う温度の水を混ぜると何℃になる? | 理系のための備忘録


ということで計算の結果、
熱湯が10リットル、水が16リットル必要だとわかった。



最後④熱湯の作り方について
10リットルの熱湯が必要だとわかったが
これを作るのはなかなか大変である。

ポット等で沸かした熱湯を使用する場合、
何回か沸かす必要があり面倒に感じた。
やはりここは1発で決めたいところだ。

というわけで見つけてきた。

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この右側の鍋である。
直径32センチ、15リットル程度の容量がある。
左の普段使っている24センチの鍋
と比べてみてもその大きさがわかるだろう。

熱湯の最低必要量10リットルに対して15リットルの容量なので
万が一、想定外なことが起こっても対処できると思う。

ちなみに3500円くらいした。
これだけ大きいと料理に使う日は来ないと思われる。
IHに対応しているので家のIHコンロを使用してお湯を沸かす。



これで4つの問題点は全てクリアした。




早速実際に使用してみた。


まず思ったのが容量が容量だけに熱湯を作るのに多少時間がかかる。
15分くらいたっただろうか?
結構熱くなったのでこれでいいか、
ということで風呂場に持っていき
あらかじめある程度水を入れておいた衣装ケースの中に注ぐ。
水の量を調整してたっぷりのお湯が完成した。


おお!お湯だ!
水じゃない!お湯だ!!

少し感動してしまった。


注意点としては手桶で頭などを洗い流す時、
衣装ケース内に泡を落とさないようにすることだ。

泡が衣装ケース内に入ってしまった場合、
泡を泡で洗い流す無限ループにはまり
その果てに待っているのは「水シャワー」である。


そんなこんなで
結局お湯が少し余るくらいで
問題なく終わった。

これで冬もバッチリだ。


この瞬間 ガスがなくても
水と電気さえあればどこでも暮らすことができることが確定した。
何かに勝利した気がした。


【まとめ】


今回はガスを契約することなく冬の風呂事情を解決する方法を考え、実践してみた。
ガス料金が高いから抑えたい、ぼったくりプロパンガス会社と契約したくない
という方は参考にしていただければと思う。


以上。